jesuisfatigue’s diary

日々闘い続けるオッサンの記録です

平成最後の12月

この数日、TV情報番組は流行語大賞のニュースがトップ。さっそく自分も使ってみました。という訳で今日はブログへの気合がない。

世の中、VUCAらしい。

恥ずかしながら、最近になってこの言葉を初めて聞いた。というか読んだ。1990年代から使われはじめた軍事用語で、Volatility、Uncertainty、Complexity、Anbiguityの頭文字を集めてVUCAだそうだ。

いや確かに。トランプ政権が誕生したころから様々なもののタブーがなくなり、日々サーフィンしてるように、流れの中のギリギリのところで世の中が回っているような感覚がある。

身近なところでは時給1900円のバイトの最終選考でNGをくらい(その翌日に再受験の案内が届いたが・・・)、先月一次面接で落ちた企業から再応募の意思確認が届いた。何が起こるか本当に予測がしずらい。そしてエン・ジャパンの兄ちゃんは相変わらず言葉が聞き取りにくく、機械的な「ありがとうございます」が鼻につく。

こんな時代に独立起業に追い込まれた訳だが、こんな時代だからこそ、この自由なワークスタイルが合ってるものと自分に暗示をかけて生きていこう。

たまたま目にしたブログでブログを書いてみた

このところ、起業に向けた準備が佳境に入っている。イマドキの会社組織としては対外的な情報発信も欠かせないので、こことは別に定期的なコラム執筆をはじめたところ。実はこれからキャリア開発、人材流動化ビジネスに進もうとしているので、そっち方面のニュースが無意識に目に入ってくるようになった。

そんな訳で、今日気になったのはブログ更新しようとして開いたはてなの最新ブログ。

(ところで、ブログへの引用ってこんな感じで勝手にやってよかったんだっけ?問題あればだれか教えてください。)

技術立国だったはずの日本だが、理系人材(この文系・理系という乱暴な区別は個人的に大嫌いだが、ここでは便宜上使わせてもらう)の研究職としてのキャリアルートにおける待遇の悪さは以前から指摘されている。このくまさんのブログはそのことに気づき、勇気をもって人生の決断をされた方のリアルな心情がつづられている。「今の会社は好きだし感謝するが、ここでは自分の明るい未来は描けない」というのは多くの理系人材の抱える悩みなのではないだろうか。

私の友人も長らく大学に残り理系の研究職を続けている。それほど突っ込んだ話をした訳ではないが、政治的に動き教授ポストを得ない限りその雇用は不安定なようで、つい数年前も教授の退官?か何かの都合で新たな職探しをしていた。これでは理系を目指す若者に憧れを抱かせ、自信をもってその道を勧めていくことは難しい。そしてこのブログ主のくまさんがNTTを離れて移った先がGoogle。グローバルな世の中、Googleで働くことが人材流出とは考えないが、日本企業の元気の無さの一因はこんなところにもあるのでは。

大学サイドはこの問題に対し危機感を持ち、以前より様々な行動を起こしている。つい最近ではこんな記事もあった。

記事中で指摘されているように、グローバル企業の幹部クラスにはドクター・マスター学位取得者が多い。すなわち大学院での学びが「ペイ」する仕組みがあるのだ。日本に必要なのは大学サイドの努力だけではなく、この問題の解決だ。もしこれからビジネスを進める中で、優秀な人財のミスマッチを防ぎ日本の再浮上に微力ながらも貢献してるという感覚が持てたなら、人生の後半戦、少しは充実感も得られるかな。

平成の戦士たち

30歳の頃からだろうか、社内で聞く会社の愚痴がすごく気になるようになった。「だから、この会社は・・・」で始まる類の話のことだ。入社7年が過ぎ、仕事面もほぼ一人立ち。組合幹部として会社経営について議論する機会が多かったせいもあるかもしれない。その言葉を聞くたびに「この会社って何?それはあんたのことだよ」という心の声が聞こえてきた。会社なんて単なる登記上の存在であって、それを形づくるのは経営陣だけでなく一人一人の社員という人間なのだ。

今朝、日経新聞の社説で財政制度等審議会の建議書について論じられていた。平成最後の建議ということで、総論で平成時代の財政を振り返り、その中で「健全化どころか、一段と財政を悪化させてしまった平成時代の過ちを二度と繰り返してはならない」という意見が示されたそうだ。それに対し社説では「増税などの国民負担を先送りしながら歳出抑制に消極的な与党、それを許した財務省をはじめとする官僚組織、さらにはそのような政治家を支持した有権者に猛省を促すものと評価できる。」とコメントしている。

全く同感である。不出来なのは政治家、官僚だけでなく、この社会の構成員である日本国民、とりわけ50代に入り組織内での発言権が増しているはずの我々世代、自分自身なのだ。消費増税に賛成しながら自らは軽減税率の恩恵を死守する新聞業界の姿勢はどうなのよ、と思うが、このコメントには改めてはっとさせられた。自分の世代は平成の始まりとともに成人し30年が経った。20才から50才という年代は正に社会の様々な場面で主役を張る年代であり、そう考えると平成という時代は自分たちの世代の時代なのだ。

さてその平成はどんな世の中だったのだろう。民間企業で働いてきた自分からすれば、決して誇れるような時代ではない。良かったことと言えば、日本が主体となって行われる戦争がなかったことくらいか。それに対して負の側面に目を向けると散々な成果だ。前半の失われた20年はまだ世代として若く、前の時代からの負の遺産もあり、まあ目をつぶったとしても、許せないのは2000年以降のテクノロジーの進化の取り込みに出遅れが目立つことだ。

米国GAFAや中国BAT等、新興IT企業が爆発的にその存在感を拡大していくのを横目に、ソニーパナソニック東芝といった日本を代表する企業群はグローバル市場での居場所を失い、その後に出てくるリーダー企業も不在だ。人材輩出面で見ても孫正義柳井正といった60代のカリスマの次の世代は藤田晋前澤友作に代表される40代となるのでは。自分世代はホリエモンがグローバルで伸びきれなかったのが痛い。楽天の三木谷氏くらいか。自分自身を顧みても今になって「失敗した!」と思うのは、1993年頃、伊藤穣一氏とのプロジェクトにもっと突っ込まなかったことと、2000年頃のYAHOO!とのプロジェクトに突っ込めなかったことだ。

過ぎ行く平成。「昭和の香り」なんて言葉に替わりすぐに「平成っぽい」とかいう言葉が生まれるんだろうなぁ。でも見てろよ、おっさんはこれから一旗揚げるぜよ!

書店にて

法人口座つくったらアマゾンビジネス2000円OFFのクーポンが同封されてきた。でもこれアマゾンの販売商品を10000円以上買わないといけない。調べるとアマゾンが販売する商品って意外と少ないんだよね。欲しかったワイヤレスイヤホンとかはなく、仕方がないのでこの機会に本を買おうと思った。この先面談したりコラム書いたりするのにネタ仕入れないといけないからね。そんなこともあり、今日は朝から丸の内に用事があったのでMARUZENに寄り道する。売れてる本も何冊か読んでおきたいんだけど、本って実際めくってみないとわかんないから。

本格的な書店に来たのは久しぶり。特にこのMARUZENは前職時代に通勤路だったから良く寄った場所で懐かしい。普段はネットで情報をとることが多いけど、やっぱりネット情報って自分の書いてるこのブログみたいにゴミばかり。大人がある程度の時間をかけ、さらに編集者のチェックを受け、その上で人々に支持されてる(=売れてる)本の情報には迫力とリアリティがある。平積み本の表紙を見てるだけでも今のトレンド、キーワードを確認できる。

結局1時間半ほどかけて6~7冊の本をピックアップ。タイトルを記録して後でアマゾンで取捨選択することにする。それにしても書店で本に囲まれてるとすごく体力を消耗する。知の塊が石ころになって飛んでくるイメージ。大音量のロックコンサートに近い感覚を覚える。昼時も過ぎて空腹だし、のどは乾くし、鞄に加えて今日は厚手のダッフルも手に持ってる。肩から背中が痛くなって気持ち悪くなりながら2時前にギブアップして事務所に向かう。今日イチの収穫はこれかな。

これで自分の文章の少しはマシになるといいんだけどな。

仕事は本来もっと自由であるべき

今日はハロワ認定日。活動実績が必要なのでまずはパソコン検索。最近めっきり起業モードなので、パートタイムの仕事を見てみる。最近アプライ中の海外企業の在宅ワークが時給1900円なので、時給2000円以上の条件で色々と見てみた。

多いのは看護師と薬剤師そして介護系。ふむふむ、世の中の人件費コストについて結構勉強になりますな。税理士事務所とか士業事務所系の給与の安いこと、なんでだろ?誰でもできる仕事だからかな。あっ数カ月前に受けた銀座の不動産関連企業の求人も出てる。あの社長、きっつかったなぁ。こんなトコでも募集かけてるんだぁ。テニスコーチは安いね。1000円台前半。でもダンスインストラクターとか時給3000~5000円なんていう求人もあるんだ。結構驚き。医者のパート求人もあってこちらは時給10000円超。やっぱり最強の資格だね。

でも改めてこうしてみると、今の日本で1900円の時給ってどうよ。在宅ワークだから真の時間効率はもっといいけど、あんまり自分を安売りしちゃいけないかな?なんてったって、あの事前準備の分量半端ないしな。それから、副業探しって考えると結構選択肢って広がるんだね。「仕事は本来もっと自由であるべき」っていう、先週面談してもらった若い社長さんの言葉をまたまた思い出すね。

そんな訳で明日は顧問紹介会社の人と面談。こんな金にならないことばかりやってないで、免許番号取れたら本格的に求人開拓せねば。

ちょっと間が開いたけど元気だよ

ちょっとブログ更新が滞ってしまいました。書きたいこともあったんだけど、公にできないこともあり、そちらは別途限定版で書きます。

で、今日は引き続き?鬼嫁ばなし。もはやこのブログで人の役に立とうという気はまったく無くなりました(笑)。

相変わらずヤツの機嫌は不安定なのだが、この一週間で「はぁ(怒)!?」とした2件の出来事。まずは「私は東北弁に愛着はない!」の件。

最近、実父を東北の温泉に連れて行ったのですよ。連れてと言っても物理的に運転手をしただけで費用は父持ちでしたが(50歳貧乏失業者でゴメンorz)。それで一応家にも何かおみやげをと思い、東北弁トランプを買ったのですよ。BBAは宮城出身で皆それなりに東北好きだし、うちの家族、結構トランプ好きで時々夜とか時間があるときにやったりしてたから。しばらく出すタイミングを見計らってたんだけど、先週、娘の学校の文化祭等で珍しく家族が夕飯時にそろうシーンがあったんで、出しましたそのトランプを。その時は息子がちょっと興味持って見てましたけど反応は薄め。でも自分的には全く気にしてなかったんです。

翌朝のことです。朝は子供が学校に出かけると、小一時間、BBAと二人の時間が生じてしまうのですが、その日もBBAの機嫌は悪く「なんであんなトランプ買ってきたの?」と質問が始まります。「いや、ただのお土産・・・」と特に深い理由もないので口ごもる私。「仙台って言葉なまってないし、私の親も変な訛りがつかないように標準語話してたし、東北弁に愛着はないのよね(怒)!」となぜだか訳の分からない怒り。今ここに書いていて思ったのだが、BBAは東北出身であることにコンプレックスがあるのだろうか?仕方なく「すみませんでした。以後このようなものは買ってきません。」と謝る私。うーむ、仙台は街がきれい、食べ物がおいしい等々、何かと自慢げに語るのだが、「東北」という言葉はNGなのか。。。どこに地雷が埋まっているかわからんもんだ。

それからもう一つは「夫の仕事が出来ない話」。最近、ママ友との会合が多いBBA。これもまた例の朝の魔の時間帯に起きたインシデント。「私は友達に夫の仕事の話ができない(怒)!」(すればいいじゃん。無職の失業者です。)って心の中で思いながらも「はぁ」と気のない返事をする。「父や兄の話は出来るけど旦那の話はしたことがない!」「いや、でもさ、あなた、そんあママ友のパパ自慢話が大嫌いって言ってたじゃん」「パイロットとか医者とか電通みたいに自慢できる仕事だったら、私だって楽しいと思う!」

 

いや、だからさ、こっちはあなたと知り合った時点からしがない中堅代理店勤務だった訳で、そう思うなら別のをつかまえろよ、という心の声をぐっと飲みこむ。

 

すると「いつになったらちゃんとするのっ(怒)」とさらなる一撃が飛んでくる。

 

あのー、毎月45万の金を家庭に入れてその上300万円の学費を払っている失業者のぼくのどこがちゃんとしてないのでしょうか、と再び心の声。「いつもちゃんとしてるじゃんっ」と申し上げて、そうそうに会社に退散すべく家を出る。

 

はぁー、何でこう人が勇気を振り絞り起業に向けてがんばってるのに、このBBAからは何ひとつプラスになる声かけがないのだろう・・・。また重く沈められた気持ちを何とか奮い立たせ、会社へ向かう私でした。

 

こころも少し調いました

一昨日は自分のあまりの不甲斐無さに、ひどいブログをアップしてしまった。とりあえず書き続けることを大切に、気持ちを書き殴ったけど、数年後に見返して「恥ず!」と笑えるようになっていたい。

HP制作も落ち着いて情報を整理するとwordpressの仕組みもつかめるようになってきて、先ずはページ構成の設計、レイアウト作り、そしてコンテンツの書き込み、という手順で進められるメドがついた。ももやんさん「便利なデジタル生活」には大変お世話になりました。

digital-life.club

ここに人知れず御礼いたします。

それから昨日は起業のプチ同期の方の事務所にお邪魔し、色々話しを聞くことが出来たのも大きい。その会社は私より1ヶ月先を行く形で事業を進めているのだが、始めてみると何とかなりそうな実感がある、と言っていた。私も日々不安になったり、妙な自信があったりと気分のアゲサゲを感じるのだが、これは創業者は結構みんな感じている悩みらしい。

あと機能はもうひとつ、押し掛けで履歴書を送った会社から迅速かつ丁寧な返信をいただいた。やはりこういう方とは何か一緒に仕事したいと思うよね。自分もこれから同じ事ができるようにしよう。

というわけでちょっと気分スッキリの週末を迎えることができましたとさ。